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なおきんBOOK:003.猪瀬直樹さん「さようならと言ってなかった わが愛 わが罪」2015.4.6

月曜日 BOOK おすすめ

本の紹介 3冊目。

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なぜか、僕は「さよならとまだ言ってなかった」というタイトルだと勘違いしてました。
 
この本ね、泣いちゃう。
猪瀬直樹さん「さようならと言ってなかった わが愛 わが罪」
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今回はKindleで読みました。
この本は猪瀬さんの奥様が病気で倒れた頃からリンクするように五輪招致活動の記録が克明に描かれており、また奥様との馴れ初め、結婚してからの猪瀬家の話が書かれています。
なぜ読もうかと思ったかと言えば、3月上旬のランニング中に「猪瀬直樹さんのことをブログに少し書いたから、そういえば何か読みたいな」と考えていて、「どこかでちらっと見たな、『さよならをまだ言ってなかった』だっけ?」と思いつつ、Kindleでポチったわけです。走り出したきっかけになったのは猪瀬さんのツイートだったし、お忙しい中、ツィッターで垣間見得るランニングツイートにも影響されたし、そして僕が当選した2014年の東京マラソンでは是非ともスターターの猪瀬さんに手を振りたかったなあという思いがよみがえります。叶わなかったけどね。
 
 
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読んでいて大変興味深いのは、猪瀬さんが書く事細かな描写というか誰がどんなことを喋っただとか、この日は誰とどのタイミングで会ったとかしっかりと覚えていることです。
以前、雑誌で特集された「手帳術」に出ていた猪瀬さんの手帳には事細かなにメモをされてるのを読んだのを思い出しました。あー、やっぱり作家というのは記録が大事なんですね。
 
 
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この本は猪瀬さんと奥様の物語だろうなと思うわけです。どんな夫婦にも物語というか、「彼らの時間」というものがあると思います。言葉にならない、言葉にしない時間もあるし、何月何日にどこ行って、何をしていたとか克明に綴りたい時間もある。苦しい時もあれば、笑顔で溢れる時間もあるし…。
 
僕が涙してしまったのは以下の件…

ある日、病気が判明する半年ほど前、帰宅した僕があれこれと立て続けに用事を言いつけるので、「ほんとにもう、こんなわがままな人はいないわ」と呆れ半分に笑いながら「つぎの人に、この人を扱うコツをどうやって説明したらいいんだろ」と言った。「つぎの人」とは自分動けなくなったり死んだりしたときの後添えである。冗談にすぎないが、いまではハッとする言葉である。僕のわがままを楽しんでいるふしもあった。

そうであっても、今度はもう、ごめんごめん、と伝えることが永久にできない、そう思ったとたん、なぜもっと日常の暮らしのなかでやさしい言葉をかけなかったのかと自責の念にかられた。

 やさしかったんだと思います。この本からそれがにじみ出てますもん。

それと後半部分では、都知事を辞任した経緯も書かれています。読んでいると当時ニュース等で流された猪瀬さんが議場で大粒の汗を流し、座っていた姿を思い出しました。あの事件のことを云々僕が言うことはないけども、どれだけ心細かっただろうなと。いや、そういう感想がいいのか悪いのか別として。

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今回もばーっと書き連ねてしまいました。

なかなか本の紹介って難しいですね。

自分の頭の悪さを露呈しまくる!けど、書くよー!書き続ける。

 

さようならと言ってなかった わが愛 わが罪

さようならと言ってなかった わが愛 わが罪