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なおきんBOOK005 浅野祥雲コンクリート像の世界「コンクリート魂 浅野祥雲大全」2015.4.20

BOOK 月曜日 浅野祥雲 おすすめ
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今年の1月に愛知県日進市にある五色園という宗教公園を訪れ、浅野祥雲作のコンクリート像の世界に引き込まれました。浅野祥雲さんは愛知県を中心に活動された彫刻家のため、作品は東海地方を中心に点在されています。その現存・確認されているコンクリート像を一冊にまとめたのが今日ご紹介する「コンクリート魂  浅野祥雲大全」です。
 
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東海地方にお住まいで浅野祥雲コンクリート像をたくさん撮影されたり、訪れたりしている方がいっぱいいるので、僕がこの像をとやかく語るのはやめておきたいのですが、特に五色園での撮影は冬の凜とした空気の中、朝日に照らされた像を目の当たりにして息を飲みました。一緒に同行していただいたケイスケさんの詳しい説明のおかげでもありますが、造形美はともかく、空間美というのか、そこで撮り続けていたくなります。僕なりの見方もありますし、みなさんのそれぞれの楽しみ方がありますからね。いろんな「関係性」により感じ方も違っていいんだと思います。
 
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この本では浅野祥雲のご家族の方のインタビューや修復活動の話にも触れています。この本の作者である大竹敏之さんとライター・写真家の都築響一さんのとの対談も掲載されていて読み応えありました。また、浅野祥雲の年表もあり、いつどの時期にどの作品が作られたのかわかります。この本、内容濃いですよ…!
僕が住んでいる神奈川県川崎市から最も近くで浅野祥雲コンクリート像が味わえるのは熱海城になるのですが、その熱海城にあるコンクリート像の修復活動が4月25日26日で行われるそうです。僕は修復が行われる前にどうしても、撮りたかったので18日の土曜日に行ってきました。その模様は後日書きますが、五色園の像よりも表情が豊かで深い感じがしました。
色が剥げたりしている像が美しいと思うか思わないかは各々の判断がありますが「経年のみせる美しさ」に僕は惹かれているんだろうなと思います。修復活動が悪いとか綺麗な像は魅力がないとかそういうことじゃないんです。修復活動の様子を読んでみると地域の方や若い方からお年寄りまでみんなで色塗ったり補修するというのは楽しそうだし、またみんなで愛していこうという気持ちになれると思うので素晴らしいことだと思います。
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熱海城にもこの本を持って行きました。この本はコンクリート像の世界のガイドブックですね。より一層楽しくなると思いますよ。

 

 

 

コンクリート魂 浅野祥雲大全

コンクリート魂 浅野祥雲大全