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あの神田での写真はこの本の数ページのおかげ。2015.6.4  なおきんBOOK008

いつか撮ろうと思っていたこと。

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なおきんBOOK帰ってきました(笑)
今日は大好きな作家・沢木耕太郎さんの写真集「天涯」をご紹介します。
 

 
沢木耕太郎さんは知る人ぞ知るバックパッカーのバイブル「深夜特急」の作者であり、数多くのノンフィクション作品を出されていますね。高校時代からのファンでサイン会にも1度学校早退して行ったことがあります。あの落ち着いていて遊び心がありそうな声と爽やかな佇まいがとても好きです。その沢木さんが1997年に出されたのがこの「天涯」という写真集です。

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この本のなかで異国の旅先でのスナップがご自分の文章と、そして沢木さんが選んだ本の一節と共に見ることができます。どんなカメラで撮られたのかわかりませんし、後記には特に交換レンズもストロボ持たずにカバンに安価なカメラを一台放り込んでいただけにすぎないと書かれています。ただ何気ないスナップが並びますが、沢木耕太郎作品のファンからしてみれば、なんか沢木さんっぽいなと思ってしまいます。旅人としての無名性というか、ただ、そこを通過するというか。
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本記事のタイトルにあるように、神田でのフォトウォークは沢木さんのこの写真集からヒントを得ています。

 

nnnaoki84.hatenablog.com

 

360ページからの数ページがおそらくポルトガルリスボンの砲台跡での数枚だと思うのですが、初老の男性1人に焦点をあてて、撮っているのです。最初は砲台で佇んでいるのですが、やがて、観光客か子供達かが現れて周りがざわめき始めていく。そのうち、初老の男性は立ち上がり、歩き去るのですが沢木さんはそのあとを追います…。
 
単焦点レンズだけだったのかなと推測するのですが、程よい距離感と街並みとのバランスがおそらく偶然なんだろうけど、とてもいいなあと感じます。そして、デジタルカメラではないだろうしフィルムカメラでマニュアルフォーカスなのだとしたら、上手すぎじゃないかと思ったり…。最初にこの数枚を見たときは、いつかこういうの撮りたいし、旅に出たら撮れるのかと思っていたけど、そんなことは全然なくて、神田祭の帰りに撮れちゃいました(笑)
 
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こちらの本はハードカバーでは第3集まで発行されています。または文庫でも。

以上、久しぶりのなおきんBOOKでございました!

 

天涯〈第1〉鳥は舞い 光は流れ (SWITCH LIBRARY)

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天涯〈第2〉花は揺れ・闇は輝き

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天涯〈3〉風は踊り星は燃え (SWITCH LIBRARY)

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深夜特急(1?6) 合本版

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coyote(コヨーテ)No.8 特集・沢木耕太郎「深夜特急ノート」旅がはじまる時

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本の撮影はFUJI X100S

 

FUJIFILM デジタルカメラ X100S 1630万画素 F FX-X100S

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