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インスタグラムにおける盗作問題。2015.8.22

インスタグラムは世界中のひとが利用しています。おそらくスマホを持っている人なら聞いたことはあると思うし、使っていると思います。そして、自分の写真のギャラリーとして手軽にシェアしやすい写真をテーマにしたソーシャルネットワークです。

https://instagram.com/p/6mjAxcrOLH/

 

そのインスタグラムで僕のフォローしているフォトグラファー(ここではAさんと呼びます)が「盗作しただろ!」とあるユーザー(Bさんとします。)から指摘されて、ちょっとした騒動になっています。ここでその2人のアカウント名を公開することは控えますが、話としてはややこしいです。しかも英語。

 

ざっくり言うと、よくある碁盤の目、チェスのような白黒のチェックの柄の写真

Aさんが約5週間前に投稿しました。

そうすると約2日前に「これは私のオリジナルを盗んだ」とBさんがAさんのコメント欄に書き込み始めたのです。そしてBさんもチェック柄が撮影されている写真を同時期(約2日前)にBさん自身のアカウントに投稿。そのときにBさんはコメント欄に「Aさんに盗まれた。かつて自分が撮影しているものだ」と約900人のフォロワーに向けて発信。それからBさんはAさんのプロフィール画面をスクリーンショットした画像を投稿しました。

それをうけてか、Aさんは「Bさんに盗まれたと言われた5週間前に投稿した写真はこの写真であり、撮影データも送ります。」と投稿。

そこから泥仕合というか、なんというか・・・。

Bさんのほうが興奮しているのがコメントからも読み取れるので本当に盗まれたと思っているんでしょう。しかもコメントに「!」が多い(笑)そして、Bさんは撮影データを送るというAさんに対して「データよりもこっちはフィルムを持っているんだから」という反論コメントをしていました。たぶん、これはAさんが盗んでいなくても、「盗みましたごめんなさい」って言わない限り、Bさんは盗まれたと言い続けそうな気がします。もしかしたら、何か決定的な証拠をBさんは掴んでいるのかも知れませんが。

ただ白黒のチェック柄なんてどこにでもありますよね。その後もAさんがチェステーブルの写真を投稿し、「白黒のチェスボードのような写真を撮った全ての人がBさんから盗んだとでもいうのか。」というコメントを出しています。僕もそう思います。だから、Aさんに「あなたは正しいと思う。僕もチェスボード撮りたいです。Bさんの行動が信じられないですね」とコメントしました。応援したかったから。そうしたら、なんとBさんから僕のコメント欄にコメントがありまして絡まれました(笑)もし、Aさんが盗んでたとしたら、Bさんにまた絡まれそう。。。

 

その後はAさんとBさんのどっちかが相手のアカウントをブロックしているのでメールやコメント出来ないという問題や、写真データがあるなら見せた方がいいんじゃないか?というコメントした人もいたので今後の展開が気になります。

https://instagram.com/p/5mEKcZLOLZ/

あるパターン1.#x100s #pattern #street

 

 

ここで言う、盗作ですがお互いの写真を見ても似ているもなにも白黒のチェックですから、同じにしか見えません。ただ例えばマス目の数が違うとか大きさがあるので細かく検証すればいいわけですが、Bさんは「盗んで手を加えた」とコメントしているんですね。だけど、Aさんはコメント欄で書いてありましたが19年のキャリアがある写真家だそうで、「手を加える」加工技術はもちろんあるかもしれないですが、その白黒のチェックの写真に手を加えてまでインスタグラムに載せるかな?と疑問にも思います。BさんはAさんが本当にBさんの撮った画像を見て、その画像を盗んだのかそれを証明しないといけないのではないかと思うのですが、同じようにAさんもBさんの画像を見ていないということも証明しなきゃいけないのでしょうか。

そもそも、本当にそもそも論ですが、Bさんだって誰かの白黒盗んだでしょ?って言われても仕方ないと思う訳ですよ。だって白黒のパターンですから。

残念なのはBさんが白黒のパターンなんて世界中に溢れているという想像力がないことと大変おこがましいですが、どちらの写真だって盗作しただろ?って騒ぎ、騒がれるような写真と言えるものでないと思う点です。Aさんが白黒のチェックの写真を投稿したとき僕が思ったのは「あ〜こういう視点もあるんだなあ、ある一定のパターンを撮るのも面白そう」というような気持ちでした。

 

 

僕の感覚ですが、写真って人の撮った写真に似ることはあります。いや、真似てみたいと思うことさえあります。「僕の写真と似てるよね」って言われたこともありますし、言われて嬉しかったこともあります。たとえば僕が森山大道さんの写真をネット上で見て、スクリーンショットしてiPhoneで加工して再投稿したら、これは盗作です。でも、森山大道さんみたいな写真を撮りたいからモノクロで荒くして夜撮り歩いて、あー、いい感じだなあって独りで悦に浸って投稿したらこれは盗作じゃないと思うし、誰もそうは思わないですよね。

https://instagram.com/p/5jvZmKrOLf/

July 25.Shinjuku PM6:55#sky #x100s #shinjuku #夕空 #新宿

例えば、上の写真ですが新宿のドコモのビルです。この写真だって撮影した数日前に友達が投稿した写真と同じビルであって、しかもすごくいい感じだったから「こういうの好きです」ってコメントして、新宿行ったら僕も撮ろうと思って撮ったものです。友達の写真そのものを使った訳ではないので盗作にもならないと思いますが、その友達が僕のことを良く思っていなかったら「真似された」と思われるかもしれませんが、イメージが似ることはよくあると思います。まあ、「似る」のか「同じようにする」のとでも変わってくるわけですが。そして、このようなランドマーク的なビルであれば僕と同じようにフレームの右下、左下にビルだけ見せて、あとは空のスペースを大きく取ろうという写真はもう山ほどあると思います。それ盗作だという話にはなりません。

 

逆に考えたのはもし盗作された場合です。世界のどこかで僕の撮った写真をダウンロードして手を加えるとかサイン入れたりして、「これ、私が撮ったの」って投稿したらどうしますかね。

まず、その人にはその写真を撮る力と偶然の幸運さはないと思うでしょう。これは自分のなかで思って、消化するしかないです。そして、その人に対する賞賛やもし対価が支払われているとしたら、それは回収しないといけないかなと考えるでしょう。その場合どうするか。その辺も今後の課題かなあと思います。

 

最後に

長々と盗作問題等書いてしまいましたが、文面で当方の認識不足やこちらの落ち度などあればご指摘ください。

尚、文面に載せてある写真は当ブログ筆者のよしもとなおきの撮影したものであり、無断使用転載はお控えください。

よろしくお願いいたします。